木造住宅×レンガの家の特徴や強みとは?実際の建築事例も

「レンガの家」と聞くと、重厚感のある堅牢な建物をイメージしますよね。レンガを積み上げている家もあれば、レンガ風のタイルを貼り付けている家もあるため工法はさまざま。

 

レンガの内側がどのような作りになっているのかが分からない方も多いかもしれませんが、日本では木造住宅とレンガの組み合わせで建てられていることも多いのです。そこで木造住宅×レンガの家についてその特徴をご紹介します。

 

◼ 木造住宅とは

木造住宅とは、文字通り柱や梁などの主要な構造部分が木材で作られた住宅のことをいいます。日本では昔からよく建てられており、寺社仏閣をはじめ一般住宅でも最もポピュラーな構法です。

 

木造住宅にも、木造軸組工法や2×4工法、木質パネル工法など、工法によってさまざまな種類に分けられます。

 

鉄筋コンクリートや鉄骨造などの他の構法よりも比較的費用を抑えることができ、間取りの自由度が高いのも木造住宅の特徴。また温度や湿度の変化が大きい日本において吸水性や吸湿性が高いのは大きなメリットだといえます。

 

しかし施工業者によって品質や対応にバラつきが出やすいため、信頼できる業者を見つけることが大切です。

 

◼ レンガの家とは

木造住宅について分かったところでレンガの家の特徴や強みとは何なのでしょうか。東京駅や赤レンガ倉庫、富岡製糸場など、歴史的な建物に使われるイメージが強いレンガの建物ですが、一般の住宅である「レンガの家」についてご紹介します。

 

・レンガについて

レンガは粘土や頁岩、泥などを原料とする自然素材で、窯の中で高温で焼き固められて作られたもの。土の中に含まれる鉄分が、焼き上げる際に酸化して変色することから、レンガ特有の赤っぽい色味になります。

 

赤っぽい色味や茶色のレンガをよく見かけますが、白っぽいレンガやグレーっぽいレンガなど、色味だけでもさまざまな種類があります。

 

・レンガの家の特徴

レンガの家は、本物のレンガを一つ一つ積み上げていく家のこと。本物のレンガを薄くスライスしたスライスレンガを外壁材の表面に固定したり、レンガ風のタイルを貼り付けたり、レンガ風の模様のあるサイディングだったりと、一見同じように見える家でも実は全然違うものだったりするものです。

 

 

レンガ積みと聞くと、レンガを積み上げているだけで耐久性は大丈夫なのかと思われるかもしれません。しかしレンガの中には鉄筋を通すための穴が空いており、鉄筋を通して地面から最上階までナットで一本に繋げながら積み上げていきます。

 

レンガ同士だけではなく木造の構造部分とも緊結されるため、構造や基礎と一体化させることができる安心の工法となっています。

 

・レンガの家の強み

レンガは何といってもその高級感のある見た目が一番の特徴。いくつかあるレンガの家の中でも、特にレンガ積みの家はスライスレンガやレンガ風のサイディングには出せない深みがあります。

 

実際に住むにあたっても強みとなる要素としてまずは耐久性の高さがあげられます。外壁は一般的に10〜15年ごとに塗り替えを行う必要がありますが、レンガは耐久性が高く塗り替えの必要がないためランニングコストを抑えることができます。

 

むしろ年数が経つにつれてレンガ独特の味や深みが増していくため、経年変化を楽しめるのも強みだといえます。

 

また耐熱性や蓄熱性能があることから家の中の温度を一定に保てるのも強みの一つ。夏に涼しく、冬は暖かく過ごせるので、快適に生活することができます。レンガは自然素材で作られていることから耐火性が高く、火災時に燃え広がりにくいことも強みとして挙げられます。

 

◼ 木造住宅×レンガの家

木造住宅は日本で昔から建てられている構法なので、親しみや安心感がある方も多いかもしれません。ケンブリックでは、木造住宅の中でも木造軸組構法と2×4工法を組み合わせており、レンガには鉄筋が通っていおり木造部分とレンガが緊結されるなど安心の工法。

 

また基礎部分は建物下の地盤にも鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込むスラブ一体基礎という方法を採用。鉄筋コンクリート面全体で建物を支えるため、地震や台風による衝撃を地盤に逃すことができます。

 

レンガの家は地震に弱いイメージがある方も多いかもしれませんが、ケンブリックでは綿密な構造計算や工法によって耐震性の高いレンガの家を実現しています。

 

◼ 木造住宅×レンガの家の建築事例

木造住宅とレンガの家それぞれの特徴をまとめた上で、ケンブリックにおける木造×レンガの家の建て方をご紹介してきました。実際にケンブリックが施工した木造×レンガの家の建築事例をご紹介します。

 

・レンガの断熱性と日当たりで暖かみの溢れる家

緑色の切妻屋根とレンガの相性が抜群なこちらの家。ベランダに凹凸があるためレンガの表情を豊かにし、外からの視線を遮りつつ日当たりを確保できるようになっています。

別の角度から見ると、家の側面にも窓がたくさん。どの部屋にも光がたっぷり降り注ぐような設計になっています。

LDKは暖かくて広々とした空間にしたいとのご要望があったため、窓を増やしたりお風呂を2階に設けたりと、1階のLDKを広く取れるように工夫しました。お孫さん達とくつろげるような空間になりました。

キッチンにもレンガを取り入れることで、暖かみのあるおしゃれな空間に。レンガは高温で焼き固められているため寿命が長く、メンテナンスフリーなのが特徴。耐熱性も高いことからキッチンでもその強みを活かしてくれるはずです。

LDKの横にはシンプルな和室を設置。限られたスペースながら、千鳥格子が上品でおしゃれな印象に仕上がりました。

玄関や収納棚にはアルダー材を使用しましたが、「柔らかな手触りが気に入っています」とのお声をいただきました。重厚感があるためレンガと相性が良く、家全体の統一感が生まれました。

実際の施工事例はこちら

 

・細やかなこだわりを叶えたレンガの家

レンガにはさまざまな色味がありますが、こちらの家では赤や茶色、白など違う色みのレンガを混ぜることで独特の味わいを見せてくれています。

 

レンガの家というだけでも個性を出すことができますが、その中でも色味をミックスさせるというおしゃれさ。

LDKの床にはアルダー材、壁には珪藻土、と内装にも自然素材をふんだんに使用。上品で質が良いだけではなく、体にも優しい素材なので安心して生活していただけます。

 

ケンブリックではレンガの家にぴったりの家具や内装デザインまでトータルにご提案させていただいております。

梁を隠したいというご要望にお応えするために、天井付近にアーチ状のデザインを施しました。ただ梁を隠すだけではなく、アーチ状にすることで空間の仕切りにも個性を出すことができます。

家を建てる前から切望していらっしゃったという書斎も。空間に限りがあるためセンチ単位でスペースを切り詰めつつ、使い勝手の良いおしゃれな書斎に仕上がりました。

 

◼  まとめ

日本ならではの木造住宅と、海外の雰囲気のあるレンガの家。全然違うもののようですが、それぞれの良さを組み合わせた木造×レンガの家を建てることができます。木造住宅の強みである耐久性のある構造、重厚感のあるおしゃれなレンガを組み合わせた家を建ててみてはいかがでしょうか?

 

ケンブリックでは、耐久性の高さはもちろん地震にも強い家を建てることができます。それだけではなく家具や内装など空間のトータルデザインもご提案できますので、レンガの家をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。