老後に安心して暮らせる「家」とは|レンガの家がおすすめ


家づくりのタイミングは人それぞれですが、お子様が大きくなってからや独立されてから家を建てることもあるはず。子育てのしやすさを考慮しなくて良い一方、これからの老後について考えながらの家づくりが大切になってきます。
老後に安心して暮らせるような家を建てるために考えておきたいことやおすすめの間取りについてご紹介していきます。
◼ 老後に備えた「家」
若いときは、これから変わっていくであろうライフスタイルについて予想をしながら家づくりを進める必要があります。しかし老後に備えた家づくりは、ライフスタイルの大きな変化こそないものの、これから年を重ねるにつれて起こり得ることを考えた上で設計や間取りを決めることが大切です。
まだ元気なうちはなかなか想像するのが難しいかもしれませんが、年を重ねるにつれて思っているよりも足腰が弱ったり、転倒や転落のリスクが高かったりするもの。せっかく家づくりをするのであれば、住み心地や快適性はもちろん、安全性にも十分配慮して進めていきましょう。
◼ 老後の生活を見据える
老後に備えた家づくりをするにあたって大切なのは、老後の生活を見据えるということ。これから家族にどのようなことが起こって、どのような対策が必要なのでしょうか。
・ライフスタイルの変化
今のライフスタイルと比べて、これからどのようなライフスタイルの変化が起こり得るのかを想定してみましょう。
お子様と一緒に暮らしている場合は、お子様がもっと大きくなったあと、または独立して家を出ことに伴うライフスタイルの変化。部屋数や家事の分担など、案外変わってくることが多いものです。
また定年退職によるライフスタイルの変化も考えられます。毎日の通勤がなくなると、駅近くに住む必要がなくなるかもしれませんし、逆に加齢に伴って車の運転が不安な場合は都心部の方が過ごしやすいかもしれません。
・身体能力の低下
年を重ねるにつれて、どうしても身体能力は低下してしまうもの。若いときと同じような気持ちでいても、体はついてきていないこともあります。
家の中での事故としてよくあるのが、冬場のお風呂で起こるヒートショック。ヒートショックは暖かい部屋と寒いお風呂との寒暖差で体に影響を及ぼすことなので、お風呂に入る前に浴室暖房を付けてお供養にしましょう。
またお風呂やトイレでの転倒や階段からの転落といったリスクもあるため、手すりは必ず設置するようにしましょう。あとから取り付けることもできますが、手間を考えると家づくりの段階から設置しておくのがおすすめです。
・家を譲るという選択肢
老後に備えて家づくりを行う場合、まだきれいな状態で家を譲ることができる可能性もあります。お子様に譲るという選択肢はもちろん、売却したり賃貸に出したりすることも考えられます。
家を譲るという選択肢がある場合、あまりに個性的な間取りや外観にしてしまうと譲る先が見つからないこともあるため注意が必要です。
耐久性の高い家を建てると、譲ったあとも長く住んでもらうことができますよね。建て替えのように費用がかからないだけではなく、環境にも配慮することができます。
◼ 老後におすすめの間取り
老後に安心して暮らすためには、どのような間取りだと良いのでしょうか。好みは人それぞれ異なると思いますが、快適性や安全性の高い家づくりをするためにも参考にしてみてください。
・バリアフリー
年を重ねるにつれて足腰が弱くなってしまうことはご紹介しましたが、対策としてバリアフリーに配慮した間取りにするのがおすすめ。段差の少ない設計にしたり、転倒するリスクを排除したりと、できるだけ安全な家にするようにしましょう。
階段の上り下りだけでも体への負担が大きいため、土地の広さに余裕がある場合は平屋という選択肢も考えてみても良いかもしれません。もしくは2階建ての家を建てて、将来的に1階だけでも生活できるように寝室やトイレ、水回りを1階に集約しておくのがおすすめです。
またもし今後車椅子になったときのことも考えて、廊下の幅やトイレの広さにも余裕を持っておくと安心です。
・生活動線や家事動線の良さ
生活動線や家事動線が悪いと、体への負担が大きくなってしまいます。老後に備えた家づくりでは、生活動線や家事動線にも配慮して家づくりを行うようにしましょう。
例えば曲がり角が多いよりも廊下がまっすぐな方が歩きやすかったり、洗濯機から物干し、収納までの動線を短くしたり、水回りを近くに集約したりと、さまざまな工夫が考えられます。
毎日の生活や家事で体に負担がかかって、快適に過ごせなくなってしまっては元も子もありません。できるだけ最小限の負担で、楽しいことや好きなことに時間や体力を費やせるようにしましょう。
・のんびり過ごせる
老後は時間に余裕があることが多いため、せかせかと動くことなくのんびり過ごせると良いですよね。縁側でお茶を飲みながらくつろいだり、広いソファでテレビを楽しんだり、お孫さんが家に来たときに遊べるスペースを作ったり、好きなことをのんびりできるような家づくりにするのがおすすめです。
◼ レンガの家がおすすめ
老後に安心して暮らせる家づくりについてご紹介してきましたが、老後に住む家を建てる際はレンガの家がおすすめです。
レンガの家は外観のデザインが一番の特徴です。重厚感や高級感のある雰囲気が好きな方、老後に落ち着いた外観の家で過ごしたいという方にぴったり。またデザイン性だけではなく耐久性や機能性が高いのもレンガの家の魅力です。
歴史的建造物にもよく使われていることから分かるように耐久性が高いため、家を譲るというときにも安心。お子様世代に譲ったあとも倒壊や建て替えの心配なく過ごしていただけます。
レンガの家は断熱性が高いため冷暖房効率が良く、光熱費を抑えられるだけではなくヒートショックのリスクを軽減することができます。防音性が高いため外の音が中に聞こえにくく、中の音も外に漏れにくいのが嬉しいですよね。
また日本は地震の多い国ですが、ケンブリックが建てるレンガの家は耐震性に強いことも魅力の一つ。レンガを積んでいるだけではなく、下地と緊結したりレンガにステンレス筋を通したりと工夫しているため、崩れる心配がありません。
デザイン性や耐久性、機能性など魅力がたくさんあるレンガの家を、老後に備えた家の候補として検討してみてはいかがでしょうか。
・グレーのレンガの家
こちらのお宅ではオーストラリア産のグレーのレンガを使用し、赤っぽいレンガの家とはひと味違った雰囲気の外観となっています。外構にもレンガやアイアンを使うことで統一感を出し、土地の高低差を活かして階段を上るアプローチに仕上がりました。
耐用年数100年以上ともいわれるレンガの家ですが、年数を重ねることで味わい深くなるため変化を楽しむこともできます。
リビングは天井を高くし、一部に渡り廊下を作ることで大きな空間を作りました。リビングダイニングにはお好みの家具を入れ、落ち着きのある空間となっています。
トイレは空間を広く取り、洗面台の幅も思い切り長いものを設置しました。万が一車椅子での生活になったとしても安心の広さです。総柄の壁紙がおしゃれで高級感のある雰囲気に仕上げてくれています。
◼ まとめ
老後に備えた家を建てるためには、ライフスタイルの変化や身体能力の低下といったことを考えた上で、安心して暮らせるような間取りの家を建てる必要があります。できるだけ段差をなくして手すりを設置するなど安全性の高い家にするのがおすすめ。
老後に備えた家としてレンガの家をおすすめしました。ケンブリックではデザイン性や耐久性、機能性の高いレンガの家の建築実績が多数ありますので、老後に備えた家づくりをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。