レンガの建物は長寿命?じつは日本でも建築可能

レンガの建物に憧れる

レンガの家は主にヨーロッパや欧米でみられる建築手法で、洋風のおしゃれなイメージがありますよね。有名な童話の中にも数多く登場しており、古くから多くの人に愛されてきました。

そんなレンガの家ですが、じつは日本でも建築可能です。本物のレンガを使った住宅を建てられる工務店が限られているため希少性が高いのですが、上品で落ち着いた雰囲気に憧れて建築する人が増えています。

レンガの家は意外と長寿命というメリットもあるため、ぜひチェックしてみましょう。

 

レンガの建物は長寿命

レンガの建物は堅牢なイメージがありますが、実際にとても長寿命という特徴があります。

住む人に嬉しいメリットがたくさんなので、住宅を資産として次の代にも残したいという方におすすめですよ。

 

耐震性が高い

ルーツはブロック積みの工法

もともとレンガ造りの家は、ブロック状のレンガを一つひとつ積み上げていく工法が主流でした。地震の少ないヨーロッパ諸国ではそういった建築手法もまだまだ見られます。強風や雨風の対策としては有効で、レンガ積みの家が生まれた地域の気候風土に合った工法と言えるでしょう。

 

鉄筋を使った工法なら地震に強い

日本は地震貸国で、全国各地どこでも地震が起こる可能性がありますよね。そのため、日本ではブロック積みよりも耐震性を高めた鉄筋の工法が取られているのです。

レンガ自体に穴が開けられており、鉄筋を縦横に通せるようになっています。これにより、強い揺れが来ても建物が崩れる心配が少なくなります。基礎から直接つながる縦筋と横筋を通し自立し、耐震性の高い躯体と連結することで地震力を分散してくれるのです。

 

断熱性能に優れる

レンガはコンクリートより断熱性が高い

レンガは熱伝導率が低く、断熱性能に優れた素材です。実際に、コンクリートの約2.5倍熱を通しにくいという計測データもあり、コンクリート造に比べると家の中の温度が一定に保ちやすいと言えますね。

 

冷暖房いらずで快適

レンガの家は、一般的な住宅よりも断熱性が高いです。そのため、外の気温が暑いときも寒いときも、室内の温度を一定に保つことができます。そのぶん冷暖房を付けずに過ごせるので、光熱費をカットすることが可能ですよ。

冷暖房を効かせると空気が乾燥したり、温度が冷えすぎて体調が悪くなったりしてしまう方も多いですよね。自然の空気だけで室温を快適に保てるため、毎日気分良く過ごせますよ。

 

外壁のメンテナンスいらず

住宅は外壁のメンテナンスが面倒

一般的な住宅の場合、外壁のメンテナンスが10年ごとに必要とされています。表面上はきれいに保たれているように見えても、紫外線、ホコリ、気温の変化による小さなヒビ、地震によるゆがみなどが生じているのです。

まず建物全体を覆う足場を組み、メッシュシートでカバーします。そこから洗浄で汚れを落とし、下地と中塗りの塗装を行うという流れになります。工事業者や外壁塗装の種類にもよりますが、おおよそ1~3週間程度の工期がかかることが多いでしょう。

費用は数十万円~数百万円かかってくるため、メンテナンスのためにある程度貯蓄しておく必要がありますね。築10年の住宅は、外壁以外にもさまざまな設備の交換時期とも重なるため、出費がかさんで大変です。

 

レンガ住宅ならメンテナンスフリー

レンガで建てられた住宅なら、外壁のメンテナンスが不要となります。レンガはもともと天然の素材から作られており、雨や風にさらされても品質が劣化しにくいのです。

日焼けなどで多少色合いが変化することがありますが、年月を経るごとに味わい深い経年美を楽しむことができますよ。

 

日本でのレンガの建物実例

ここでは、日本で実際に建てられているレンガ建築を紹介していきます。

施設や公共物ではなく個人の住宅なので、家の新築や建て替えの参考になりますよ。

 

ヨーロッパ調の上品な戸建て

こちらのレンガ住宅は、レンガの外壁が美しい2階建てとなっています。玄関は三角屋根のポーチになっていて、カジュアルな雰囲気の中に気品が感じられますね。また、その横にはアーチ状のニッチ(くぼみ)がしつらえてあり、建物自体に表情を出しています。

レンガが赤みを帯びたオーソドックスなタイプなので、トラディショナルな印象を与えます。屋根や配管のダークブラウンが良くマッチしていて、落ち着いた外観です。レンガ造りの建物は珍しいため、周りの住宅と雰囲気が違ってしまうのでは…?と心配してしまう方も多いです。しかし、伝統的なデザインなら周囲から浮かずにおすすめですよ。

建物内部は、写真のようなヨーロピアンな雰囲気になっています。総2階までの吹き抜け空間で、開放感のあるダイナミックな印象ですね。天井には上品なシャンデリアが吊り下げられており、お客様をお迎えするパーティールームとしても使用できます。天井は折り上げ天井で、通常のフラットなタイプよりも高級感がありますね。

レンガの住宅は、インテリアや内装にもこだわりたいものですね。注文住宅なら、思い通りの間取りにすることが可能ですよ。こちらの実例はかなりこだわった格式高いタイプですが、もっとシンプルな内装にもできます。

 

優美で可愛らしい雰囲気の戸建て

こちらの住宅はミックスレンガのファサード(外観)になっており、すこしカジュアルな印象を与えますね。生垣とバラの植栽がよく手入れされており、丁寧な暮らしぶりが伝わってくるようです。

全体的にレンガの赤いカラーと植栽のグリーンで統一されているので、まとまりがあって素敵な印象になっています。

レンガの家のLDK

こちらの内装は、ロココ調の華やかなテーマでまとめられています。カーテンやカーペットに花柄があしらわれており、女性らしく優美な印象ですね。

リビングとダイニングには同じデザインのシャンデリアが吊るされていて、きらびやかなイメージとなっています。

こちらのようにインテリア全体を統一したテーマでまとめると、コーディネートもしやすくなるでしょう。

 

まとめ

レンガの建物は堅牢なだけでなく、長寿命でメンテナンスフリーなどメリットがたくさんあります。日本ではあまり見かけないイメージがありますが、じつは一般の住宅でも人気が高まっていて数が増えています。これから新築する方や、建て替えを検討されている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

ケンブリックでは、レンガの家の建築を行なっております。お客様のご要望をお伺いした上で、最大限お応えできるようなプランをご提案させていただきます。ブルックリンスタイルやイギリス風など、レンガを取り入れた家のことならケンブリックにお任せください。