レンガの家は夏に涼しく過ごせる?快適な家を建てよう

レンガの家を検討している場合、そのデザイン性を魅力に感じていることが多いはず。実際に家にレンガを取り入れようと思うと、機能面や性能も見ておく必要があります。レンガの家では、夏に涼しく過ごすことができるのでしょうか?快適に生活できる家を建てるために知っておきたいポイントをご紹介します。

 

 レンガの家が持つ特性

レンガは重厚感や高級感のある見た目が特徴ですが、機能面や性能に直結する「特性」についても知っておきたいですよね。レンガの家のメリットともいえる耐久性、断熱性、耐火性についてご紹介します。

 

・耐久性

レンガの家は耐久性が高い特性を持ちます。特に外壁においては、メンテナンスの必要がないだけではなく年数を重ねるにつれて味わい深くなっていきます。レンガ以外の素材を外壁に使用する場合、10年前後で塗り替え、劣化が進むと外壁自体の張り替えなどのメンテナンスが必要になってきます。しかしレンガの家ではメンテナンスの必要がないため、ランニングコストがかからないというメリットにもつながります。家を建てる際、将来的なメンテナンスについて見逃されてしまいがちですが、長期的な視点を持つことも大切です。

 

・断熱性

レンガの外壁は断熱性に優れているのも特性の一つ。他の外壁材と比べて熱を伝えにくく、熱を逃がさず溜め込むことができます。家を建てるときに断熱材を入れることで断熱性を高めることも多いですが、レンガの家ではそもそもの断熱性が高いため夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。木造住宅で使用できる断熱材はレンガの家でも使用することができるので、グラスウールや発泡ウレタン、セルロースファイバー、外断熱など、ご要望に合わせてご提案いたします。

 

・耐火性

レンガは土を原料として焼き固めて作られているため、耐火性にも優れています。焼き上げる工程の中で、空気の粒が含まれる構造になり、耐火性を持つことにつながります。炭素を含んでいないため燃えにくく、熱を帯びても有害物質を発生させないこともメリット。

 

 レンガの家が夏におすすめな理由

レンガは「頑丈」「堅牢」といった印象があることや、冬の寒さが厳しいヨーロッパで建てられていたことから冬に暖かく過ごせるイメージはありますよね。しかし夏はどうなのでしょうか?冬は暖かく過ごせても、夏にも熱がこもるようでは快適に過ごせませんよね。実はレンガの家では夏も涼しく過ごせるのですが、その理由とは何なのでしょうか。

 

・外の熱を家の中に取り込みにくい

レンガの家に断熱性があることはご紹介しましたが、遮熱効果もあるため、外の熱を家の中に取り込みにくいことが理由としてあげられます。外壁にレンガを積み、空気層やレンガの内側の断熱材によって家の中の温度を安定させることができます。

 

・湿気を吸収しにくい

レンガの家は湿気に強いこともメリットとしてあげられます。コンクリートの外壁では水分吸水率15%以上であるのに対して、レンガは10%以下。夏は気温が高いことはもちろん、湿度の高さも不快に感じる要因ですよね。レンガの家では外の湿気を家の中に取り込まないため、断熱性と湿気を吸収しにくい性質が合わさることで快適に過ごすことができます。

 

・防音性が高い

レンガの家では防音性も高くなっています。夏は他の季節よりも外でワイワイ過ごすことが多いため、家の周辺が騒がしいこともあるかもしれません。お祭りや花火大会といったイベント、家の前でのバーベキューなど、楽しそうな音や声も静かに過ごしたいときには騒音に感じることもありますよね。夏は窓を開けていることも多いかもしれませんが、レンガの家では防音性が高いため外の音を遮ることができます。逆に家の中でピアノや楽器を楽しみたいとき、ホームパーティーで盛り上がっているときでも外に音が漏れないのも安心です。

 

 更に快適に過ごすために

レンガの家では夏に快適に過ごせることをご紹介しましたが、工夫を重ねることでより快適に過ごすことができます。

 

・エアコンを活用する

レンガの家が断熱効果によって家の中で快適に過ごせるとはいえ、年々夏場の暑さが厳しくなっているためエアコンの活用も必須だといえます。そもそもエアコンを使うのであれば断熱性が高くなくても良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、断熱性が高くない家と断熱性が高い家では、エアコンの効率が変わってきます。断熱性が高ければ、涼しくした家の中の冷気を外に逃がさないためです。エアコンの効率が良いと、設定温度を低くしすぎなくても家の中が涼しくなるため、冷房にかかる光熱費の削減にもつながります。

 

しかし外が猛暑で家の中が涼しくなると、外と中の温度差が大きくなりますよね。そうすると窓ガラスやドアなどに結露が発生し、カビの発生原因となってしまいます。レンガの家を建てる場合、家の中で発生した湿気を外に排出できるような換気システムがあると安心です。

 

・庭にレンガを取り入れる

レンガは湿度を保ったり空気を乾燥させる性質があります。庭を作れる広さがあれば、レンガで花壇を作ったり、庭の一部にレンガを敷き詰めたりすることで暑さ対策になります。庭を作る広さが取れない場合は、アプローチに取り入れたりベランダやバルコニーにレンガの花壇を作ってみても良いかもしれません。

 

 レンガの家の建築事例

こちらのお宅ではオーストラリア産のグレーのレンガを使用し、赤っぽいレンガの家とはひと味違った雰囲気の外観となっています。外構にもレンガやアイアンを使うことで統一感を出し、土地の高低差を活かして階段を上るアプローチに仕上がりました。耐用年数100年以上ともいわれるレンガの家ですが、年数を重ねることで味わい深くなるため変化を楽しむこともできます。

 

リビングは天井を高くし、一部に渡り廊下を作ることで大きな空間を作りました。リビングダイニングにはお好みの家具を入れ、落ち着きのある空間となっています。

 

渡り廊下からはリビングが見えるため、違う階で過ごしていてもお互いの存在を認識することができます。渡り廊下から見えるガラスの外は広いバルコニーになっています。

 

トイレは空間を広く取り、洗面台の幅も思い切り長いものを設置しました。総柄の壁紙がおしゃれで高級感のある雰囲気に仕上げてくれています。

実際の建築事例はこちら

 

 まとめ

デザイン性に優れていることからレンガの家を魅力に感じている人は多いと思いますが、デザイン性だけではなく機能面でも魅力がたくさんあります。その中でも断熱性が高いことから冬に暖かく夏には涼しく過ごすことができます。断熱性の高さから外の暑さを家の中に取り込みにくく、湿気を吸収しない性質も持つため湿度を一定に保つことができます。更に快適に過ごすためには、エアコンを活用したり庭にレンガを取り入れたりと工夫するようにしましょう。

 

ケンブリックでは、レンガの家を専門として新築住宅の建築を行っています。レンガの家にはさまざまなメリットがありますが、耐震性に不安がある方も多いはず。ケンブリックが建築するレンガの家では、木造軸組工法と2×4工法を合わせたハイブリッド工法を採用しているため、地震に強い家を実現しております。お客様のご要望をお聞きして、柔軟に対応することを心掛けておりますので、レンガの家をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。