レンガの家で薪ストーブのある暮らし

レンガの家には暖炉や薪ストーブがよく似合います。炎が家をやんわり暖め、心も体も癒してくれる暖炉や薪ストーブのある暮らしに憧れる方も多いでしょう。でも、あまりなじみがない暖房ですので、暖炉と薪ストーブは意外と混同さていることもあります。そこで今回は、薪ストーブの基礎知識、メリット・デメリットと費用、留意点についてご紹介します。

 

暖炉と薪ストーブの違いは?

まず暖炉と薪ストーブの違いを確認してみましょう。

■暖炉

【素材】レンガや石積
【構造】壁と暖炉が一体構造
【煙突】壁と煙突が一体構造

■薪ストーブ

【素材】鋳物、スチール
【構造】壁から離して設置する
【煙突】壁に横に通す、屋根から上に通す方法がある

 

つまり、暖炉はレンガや石積みで壁と一体の構造です。扉もなく熱が煙突から外に抜けるため部屋全体を暖めずらく、現在は暖房として利用するなら薪ストーブが現実的な選択です。

薪ストーブは、鋳物やスチール製です。扉があり薪の燃焼による熱が、家全体を輻射熱で暖めます。停電時や災害時にも暖房、調理、あかりとりなどにも使うことができます。

 

 

暖炉と薪ストーブのメリット・デメリットは?

続いて、暖炉、薪ストーブの違いを具体的にみていきましょう。

 

暖炉のある暮らしのメリット・デメリット

メリット①薪の燃える炎が直に楽しめる

メリット②焚火のように直火調理ができる

デメリット①家全体が暖まりにくい

デメリット②煙突掃除などのメンテナンスが大変

デメリット③扉がないためお子さんやペットなど安全管理に注意が必要

 

薪ストーブのある暮らしのメリット・デメリット

メリット①遠赤外線のやわらかな暖かさ

ストーブ内の薪の量と空気を吸い込む量で火力を調節できます。鋳物は輻射熱を放出するため、じんわりと広がる心地よい暖かさが魅力です。

メリット②揺れる炎に癒される暮らし

薪ストーブは、扉がガラス製の場合、揺れる炎がガラス越しに眺められ、パチパチという音も楽しめます。薪をくべる際にほのかにひろがる木の香りも楽しめます。

 

メリット③補助的な調理設備

お湯を沸かす、煮込み料理など天板を利用して暖めることができます。また。オーブン付きの機種なら本格的な調理も可能です。

 

メリット④光熱費の抑制

燃料が薪ですので、電気代がかからず、灯油やガスなどの燃料費もかかりません。

 

メリット⑤災害時の代替エネルギー

停電しても、明り取り、料理、暖房などがまかなえます。

 

メリット⑥エコな暮らし

燃料となる薪は、二酸化炭素を吸収して成長した樹木です。燃焼時には吸収したCO2を排出するためカーボンオフセットになります。

 

デメリット①薪の収集、薪割りが大変 →薪はできるだけ購入する

薪の調達は、造園業などからも可能ですが、伐採直後の薪は燃焼させられませんので、薪の販売会社などで購入するのが安心です。1年程度は乾燥させた薪が必要です。

 

デメリット②暖まるまで多少時間がかかる →補助暖房にする

着火してから数十分程度はゆっくりと暖まります。速暖性のあるエアコン、電気ストーブなどと組み合わせると安心です。

 

デメリット③煙突掃除や灰の処理が必要 →メンテナンスが必要

ストーブ内の灰は数日毎にかきだす必要があります。煙突のメンテナンスは年1回はワイヤーブラシなどで煤(すす)落しが必要です。

 

デメリット④煙が近隣に影響する場合がある →郊外で広めの敷地を確保

住宅密集地など近隣の環境によってストーブの煙や匂いが気になるケースもあります。正しく燃焼すれば煙は透明なのですが、広めの敷地面積が確保しやすい郊外のほうが利用しやすいでしょう。煙りが気になる場合などはペレットストーブという選択肢もあります。

 

それぞれのメリット・デメリットをまとめると、

暖炉:焚火や囲炉裏を囲む空間を家族と囲む趣味の楽しみとしての魅力があります。

薪ストーブ:家全体を暖める輻射熱でやんわりと暖めてくれる暖房として使えば炎のある暮らしを楽しむ暮らしが堪能できます。薪の調達などは購入ルートを確保したり、郊外なら薪割りもできるかもしれません。こうした手間暇がかかることも薪ストーブのある暮らしの楽しみともいえるかもしれません。

 

 

 

設置費と維持費の目安

それぞれ本体、煙突の購入費、および施工費が必要です。機種、煙突の長さ、施工面積や工法などにより費用は変わりますが概ね相場は以下のようになります。

【暖炉の煙突設置費用】本体工事で施工も含めると200万円程となります。
【メンテナンス】1シーズンに2~3回、足場などの設置が必要のため煙突内部の掃除業者に依頼する必要があります。1回あたり2万~5万円程度が目安です。

【薪ストーブ】10万円~60万円程度
【煙突】30万円~70万円程度
【施工費】20万円~30万円程度

合計でミニマムで約60万円~70万円程度から、機種や施工の程度では百万円を超える予算をみておいたほうがよいでしょう。

設置費や仕様は住宅により異なります。別途費用が必要になる場合がありますのでご留意ください。

 

設置の際の留意点

最後に、プランニングや設置の際の留意点を確認しておきます。

 

暖炉も薪ストーブも専門の業者による工事が必要です。ひとくち薪ストーブといっても様々なタイプがあります。アンティークのような重厚感のある鋳物製、スタイリッシュなデザインのスチール製などがあります。

薪ストーブは設置場所の選定が重要です。薪ストーブの背面の素材は、耐熱性のあるレンガや耐熱壁にする必要があります。背面と床をレンガにすれば、見た目の美しさは無論、耐火、耐熱、蓄熱性にも優れていますのでより安心です。室内の空気を自然に循環させるシーリングファンなどを天井に設置すると家全体に温かさが広がります。

 

暖炉、薪ストーブともに、施工・運用ともに万全の安全性の確保が重要です。小屋などにDIYで設置する方もいらっしゃいますが、自宅に設置する場合は、必ず薪ストーブのある家の施工実績のある工務店を通じて、専門の施工業者による設置、施工をおすすめします

 

まとめ

薪ストーブのある暮らしは、私たちの日常に安らぎを与えてくれます。薪ストーブのある家づくりには、住宅のデザイン性、断熱性、耐火性、耐震性などの総合的なプランニングが重要です。薪ストーブのある家づくり、レンガ造りの家がおすすめです。積みレンガの家づくり専門のケンブリックにご相談いただければ、薪ストーブの設置業者の選定も含めたプランニングからお手伝いできます。薪ストーブのある暮らしをレンガの家で実現してみませんか?

 

薪ストーブのあるレンガの家を建てるならケンブリックにお任せください

重厚な風格のある憧れのレンガの家は、確かな素材、デザインの普遍性、建築の堅牢性によって、100年後も、さらに味わい深い佇まいとなり、街の風景として次世代に受け継がれていきます。

現代の住宅建築技術によって、レンガ積みの良さと、木造建築の良さを組み合わせた、地震と火災に強い家づくりが可能となりました。自然災害が多い日本において、レンガ積みの家はこれからの家づくりの選択肢の1つと言えます。

日本でレンガ積みの家を建てられる工務店は限られます。レンガ積み専門の家づくりをする当社では多くの注文住宅および賃貸併用住宅の施工実績があります。確かな施工技術を持つ職人さんのネットワークがありますので、安心してお任せください。本物のレンガの家~レンガ積みの家~を建てるならケンブリックにご相談ください。