レンガの外壁のメリットとデメリット|建築事例も

新築住宅を検討しているとき、外壁に使う素材で悩むこともあると思います。重厚感や高級感を演出したいときには、レンガの外壁がおすすめです。とはいえデメリットもあるため、レンガの外壁のメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。レンガを外壁に使用することを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 レンガとレンガタイルの違い

レンガの外壁

レンガとは、粘土を主な原料として、頁岩や泥などを型に入れて窯焼きし、圧縮して作られる素材のことをいいます。日本では直方体の形が用いられることが多く、サイズは210mm×100mm×60mmを標準としていくつかの種類に分けられます。タイルも粘土を主な原料とする素材であり、レンガを模したタイルのことをレンガタイルといいます。レンガよりも薄くて軽量なのが特徴で、積み上げて施工するレンガに対してレンガタイルは貼り付けて施工していきます。

 

 レンガの外壁のメリット

外壁にレンガを使用した建物は歴史的建造物でよく目にしますが、家の外壁に使用されることもあります。重厚感や高級感がありながら、温かみのある雰囲気から今でも根強い人気がある外壁材です。そんなレンガの外壁にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・見た目の劣化が少ない

外壁は雨風や紫外線を毎日受け続けるため劣化が進みやすい箇所ですが、レンガは雨風や紫外線に強い特徴を持ちます。カビが生えにくいこと、汚れにくいこと、色ムラが出にくいことなど、外壁でよくある悩みに悩まされることも少ないはず。他の外壁材と比べて劣化が進みにくいことはレンガの外壁の大きなメリット。レンガを積み上げて施工した場合、下地や土台が傷みにくいため、見た目の劣化だけではなく家自体の劣化も進みにくいといえます。

 

・メンテナンスコストが低い

ほとんどの外壁材は定期的に塗り替えを行う必要がありますが、レンガの外壁は塗り替えを行う必要がありません。そのため必然的にメンテナンスコストが低くなります。その上耐久性が高いという特徴も持つため、50年以上メンテナンしなくて良いともいわれています。

 

・耐熱性に優れている

見た目の劣化が少ないだけではなく、家の中での快適さにおいても耐熱性というメリットがあります。レンガは内側に気泡があるため、外壁にレンガを使うと空気の壁が構築されることになります。そうすると熱が伝わりにくく、家の中で夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。

 

・耐火性に優れている

レンガは土からできているため、火に強いという特徴があります。ピザを焼く窯で使われるような耐火レンガを使用すると更に耐火性を高めることができます。

 

・耐震性に優れている

レンガは重みがあるため耐震性が低いというイメージが持たれがちです。しかし施工方法によっては耐震性を格段にアップさせることができます。ケンブリックでは木造軸組工法と2×4工法を組み合わせることで、強靭な構造を作り上げることができます。

 

 レンガの外壁のデメリット

レンガの外壁にはさまざまなメリットがあることをご紹介してきましたが、デメリットもあります。レンガの外壁を検討している方はデメリットも把握しておきましょう。

 

・リフォームが難しい

レンガの外壁はレンガを一段ずつ積み上げていくため、非常に頑丈な作りになっています。その一方で堅牢さゆえにリフォームが難しいことがデメリットとなることも。積み上げたレンガの隙間にはモルタルが固められているため、部分的な補修が難しくなってしまいます。下地とも密着しているため全てを剥がすということもできず、リフォームの困難さは避けて通ることができません。メンテナンスの必要がないことをメリットとしてご紹介しましたが、万が一のときは大掛かりな工事になってしまう可能性があることに注意が必要です。

 

・蓄熱性を持つ

レンガの外壁は耐熱性が高く、家の中に熱を伝えにくいことをメリットとしてご紹介しましたが、耐熱性と同時に蓄熱性も併せ持ちます。内側に取り込んだ熱を長い時間逃さないため、昼間に蓄熱したまま夜に気温が下がってもレンガが熱を持ったまま…ということも。夜になっても家の中が暑く感じられることもあるため注意が必要です。

 

・工期が長くなりやすい

レンガは一段ずつ積み上げて、モルタルで固めていく施工方法。積み上げる時間とモルタルの乾燥を待つ時間が必要なので、どうしても工期は長くなってしまいます。天候に左右されやすいため、雨が続く梅雨の時期には特に工期が延びる可能性があることを頭に入れておきましょう。また工期が長ければ長いほど人件費も高くなるため費用面でもデメリットとなり得ます。

 

・対応できる業者が少ない

家の外壁の中でもレンガを使用することは少ないため、その分対応できる業者も少ないのが実情です。施工の難易度が高いため、技術を持つ職人の数も少なくなってしまうためです。適切な業者を選ぶ際にも時間がかかってしまうかもしれません。ケンブリックはレンガの家を専門としているため、高い技術を持った職人が責任をもって家づくりに携わらせていただいております。

 

 レンガの外壁の取り入れ方

レンガを外壁に使用することのメリットとデメリットをご紹介してきました。レンガを外壁の全面に使用すると、工期が長くなることや費用が高くなることが分かりましたが、もっと手軽に取り入れたいという方もいるのではないでしょうか。例えば外壁の一面だけをレンガにしたりアクセントとして使用したりすると、全面レンガにするよりも手軽に取り入れることができます。他の外壁材や自然素材とも相性が良いので、他の素材の印象とレンガの重厚感どちらも併せ持つ個性的な家に仕上げることができるはずです。

 

 レンガの家の建築事例

こちらは、家の敷地に入ってから玄関にたどり着くまでのアプローチが印象的なお家です。レンガの外壁にはさまざまなメリットがありますが、防音性や遮音性も。そんな特徴を活かしてピアノルームを設置しました。また断熱性をあわせて太陽光発電設備を取り入れるなど省エネ住宅にもなっています。

レンガの外観に合わせてアイアン製の飾りを付けたり、広い玄関には両開きの扉を採用するなど高級感が漂います。

家の中は白を基調としており、アンティークの家具とのコントラストが素敵です。窓がたくさんあるので、光が差し込む明るいキッチンでホームパーティーを楽しむことができます。また床は大理石でありながら床暖房を設置して冬でも暖かく過せることもポイント。

2階にはプライベートルームがありますが、吹き抜けと面しているためリビングにいる家族の気配を感じられます。プライベートルームには和室が併設されており、琉球畳や壁紙、照明など細部までこだわりぬかれたデザインとなっています。

施工事例はこちら

 

 まとめ

レンガの外壁には、レンガを積み上げる方法とレンガ調のタイルを貼り付けていく方法がありますが、今回はレンガを積み上げて施工する方法のメリットとデメリットをご紹介してきました。外壁にレンガを使用することには、見た目の劣化が少なくメンテナンスコストを抑えられること、耐熱性や耐火性に優れていることなどさまざまなメリットがあります。その一方で工期が長くなりやすく、万が一のときにリフォームが難しいことがデメリットとしてあげられます。レンガの外壁の家を検討している方は、メリットとデメリットをどちらも考慮した上で決断するようにしましょう。

 

ケンブリックでは多くの施工実績や施工技術に基づいてレンガの家を施工しております。レンガの家を建てたいという思いがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。