レンガ積みの家(レンガの家)というとどのような物を想像するでしょうか?日本のレンガ建築で代表的な物というと、東京駅や横浜の赤レンガ倉庫、世界遺産に登録された群馬の富岡製糸場などがあります。これらの建築物の多くは、明治や大正、昭和初期に建てられた歴史のあるものです。レンガの寿命は100年以上とも言われるほどの物だからこのような歴史的建物が現在も現役として使用する事ができるのです。
私たちは、この耐久性のあるレンガの家を一般の住宅にも採用できるよう、木造軸組工法や2×4工法と合わせたハイブリッド工法で、お客様のオーダーに柔軟にご対応できる住宅の建築を実現しました。
戸建住宅でつい見逃されてしまうのが将来的にかかってくるメンテナンスのこと。
特に外壁のメンテナンスは住まい方にかかわらず約10 年ほどで必要になるケースがほとんどです。モルタル吹付けや左官仕上げ、サイディングなど一般的な外壁の場合100 万円単位でメンテ費用がかかります。レンガの家はそんなメンテをしなくても味わい深い表情を100 年以上持続します。
断熱材に関しては木造住宅で使用可能なものはレンガの家でもすべて対応できます。
グラスウール・発泡ウレタン・セルロースファイバー・外断熱、お客様のご要望にあわせてご提案させていただきます。
さらに基礎のスラブから立ち上げられた厚さ70ミリのレンガで建物をくるんでいますので断熱性能がUPします。
レンガと木造躯体の間には30ミリの空気層がありますので木造躯体の湿気対策も万全です。
木造軸組工法や 2×4工法の外側にレンガの組積造を緊結していくレンガ積みの家はそれぞれの良さが相乗効果で地震に強い家になります。しかも大きな地震の後にくると予想されている火事に対してもレンガの耐火性能で構造躯体を守ってくれるため災害に強い家といえるでしょう。